幻の最終抗争 制作秘話(第1回:7月28日(土)更新)
スーパー枠々マーケット販売「幻の最終抗争~第○弾~」の制作秘話を、すらと和尚の会話を交えながら時系列にまとめました、第1回。なぜこの企画が立ち上がったのか、ご覧いただければ幸いです。
第2回は、8月下旬を予定しております。
よろしくお願いします。
<第1回>
2018年1月23日これまでの経緯の文章作成をしました。(BY:すら)
↓
以下1月23日まで、さかのぼって過去の資料から覚えていることを記録しています。あいまいな点も多くなることをご了承ください。(※の文章は7月26日に加筆したものです。青文字のすらは和尚のコメントの返答加筆です。)
すら:事の始まりは2017年1月29日 シルコレの飲み会場 超激レアシールを落とす、その際にたまたま14弾の資料を持っている方がおり14弾の会話が出て盛り上がり作ろうかって雰囲気になってました。
和尚にどんだけ費用が掛かりそう?とか、シンオクの1段の費用など聞いたり、周りからもやっぱりやるならトリプルだよねーとかマークとかパワーゲージとか版権大日本印刷だよねーとか。そんな話の中シンオクの値段からおおよそこのくらいはかかるんだろうなーということを頭の中でかなり多めに見積もって、覚悟しておこうかとか考えていました。
和尚:この時の時点では、可能性は0%でした。絶対無理と思っていました。それと、トリプルシールの話も出たと思いますが、トリプルはシンオクで1回印刷したことがあるが、単価のことを考えるとトリプルシールは無理で、ただ単にみなさんの声を普通に聞いていた感じでした。
それともし出来たとしてもWシールでしか考えておりませんでした。何よりこの時点では、この話はどうやっても無理で酒を飲みながら、こうやって今でもメルファンを愛する人たちが話をしていて、ただただ不甲斐ない気持ちだったのを覚えております。
和尚:この1/29の呑みの後、仕事をしながらたま~にこの件は思い出すんですね。シンオクの時は、ほんと勢いだけでシールを作って販売していた。
そして、第0弾を販売して、その年の8月までに、コレクターさんから第14弾のことを聞いた、そしてなぜ自分は、シンオクで、メルファンを起用して販売しているのか?もしかしたら第14弾は、私がやらなくちゃいけないんじゃないか、みたいな変な因果関係を勝手に創作していました。確か2013年頃ですね。
2013年から2014年にかけては、この第14弾のことについて、色々アクションをかけたり、有田さんを通じて動いてみたけど、やはり先には進まなかったので、きっぱりと動くのを辞めた2014年でした。
と同時にこれは肌感覚ですが、もし出来る時がやってくるのは、自分からのアクションではない、チャンスは向こうからやってくる!2013年から2014年のうまくいかなかった理由はわかったので、もう自分から動いて決めるのは何をしてもダメだ、と体感しました。
チャンスは公平に雲の上に浮かんでいる、その瞬間に気づきにパッと奪っていく、奪ってしっかりと思いだけではなく、一気に加速する行動を頭の中だけで準備はしていました。
すら:2017年8月ごろ、その飲み会以降、一向に連絡もなく3月ぐらいにはもう流れたか、大日本関係でぽしゃったかなーとか、飲み会だったし和尚も冷静になってこっちが勢いで言ってただけと思ってたのかなーなど完全に記憶から忘れかけていたころ、とあるコレクターさんが飲み会の席の立ち話的な感じであの14弾の件だめだったらしいよーと聞いてああそうだったんですかー的な返答をしたかと思います。
その時にはああそういえばそんな話あったなー位にしか思ってませんでいた。
和尚:そうですね。8月頃は、ガムラ、ラーメンばあのキャラクターの著作物はメルファンに帰属することになりました。その時、あの14弾の時の会話を思い出しました。でもこの8月の時点では、私も宅配事業の人員確保や、その後のプランも考えていたり、代理店営業の下期プランもあったので、一旦動きませんでした。
桜井社長には、キャラクターの著作物がメルファンにあるので、いい企画があったら動きましょう!と言って終わりました。
桜井社長とは、一緒に7月から8月上旬にかけて大日本印刷様と商談したり、その後キャラクターの著作物がメルファンにあることに落ち着き、四ツ谷近くで二人で昼間から呑んでましたね(笑)
すら:2017年11月6日 展開が急展開したのはこの日の突然の和尚からの電話でした。
今まで連絡先は交換していたが、お互いに電話のやり取りなどほとんどしたこともなかったのでかなり頭の中???なんで和尚から電話?と不思議に思いながら電話に出たのが転換期になりました。
当時8月以降9,10月とシールに関するモチベーションが完全に失墜しとりあえずオークションと妖怪カード展くらいは行きましたが、コレクターとの交流はほとんどしていませんでいた。
そんな時の電話でした、和尚はこれまでの経緯を細かく説明してくれました。和尚も2017年は大変忙しい状況だったらしいです。細かいことは個人情報なので割愛しますが、8月ぐらいにメルファンさんと和尚で大日本印刷に赴き交渉の末、スタジオメルファンがガムラツイスト、ラーメンばあのキャラクターすべての著作権を有することを同意することができたとのことでした。その際も矢印やパワーゲージも同様に同意できたとのことです。
すべてがうまくいき喜んでいたメルファンさんと和尚だったが、その喜びを曇らせることが起きたらしいです。ここは記載しにくい内容なので直接会ってお聞きください。
それが変わったのが10月末、和尚がまた時間がとれるようになったことでシール業界に戻ってきた。ほとんどシールに1年近く全くかかわらなかった和尚がネットで調べたらしいです。
2017年のシールの動きも主立って大きな話も無く、自作界隈ぐらいの動きしかないことを嘆き、またやったるかー的なことを思ったらしいです。
そんなシール界隈を驚かすほどのBIGなことを起こすにはどうしたものかと考えていた時に思い出してくれたのが私だったということでした。
そんな話を聞いて14弾をやらないかと誘いを受けた私は鬱屈した自身を変えるためにオウム返しのごとく、やりましょうとなんの考えもしないまま受けたのでした。
和尚:この瞬間は覚えてます。すらさんから「やりましょう!!!」と言われて、すぐにメルファン桜井社長に電話しましたから。
すら:2017年11月13日助力を求めるべく和尚からとあるコレクターさんにこれまでの経緯と助力を求めるメールを配信
すら:2017年11月16日オウム返しに返したはいいのですがシールなど作ったことも作ろうとしたこともない私は何もわからぬまま会って打合せしましょうと決められた16日に我が家に来てもらいました。
その時にどのような話をしたのかは2か月たった今振り返っても覚えていないが、まず第一に見積もりをもらいました、それはトリプルシールを前提としてメルファンさんに作画の料金、ストーリー代、版下は分けているらしく版下代(その時は版下がなにかもわからないまま話していた)などを合計した見積もりでした。ボンボンに載っている14弾の26枚のトリプルシールにしたという想定での見積もりでした。
和尚:そうだね、この時は、トリプルで銀アルミだけだったっけ、もう覚えとらん(笑)26種類で、しかも全部トリプルだからね。
すら:この時はまだ、26種ってことも確定してなくて、ボンボン記事の絵を重ねてトリプルにしようかとかも話していたころだったと思います。
それと共に提案されたのがわくわくマーケットの話でした。まだほとんど暫定金額での話で、わくわく企画を2月にやるんでとすでに2回やっているせいか、わくわく企画の工期はすでに出来上がっていました。
和尚:このスーパーわくわく企画(略称:スーわく)は、既に8月の時点で考えていました。そしてスーパー枠々マーケットのことも。やはり毎年8月~9月にかけて来期のことを考えて頭の中でシュミレーションしているので。
でも、スーパー枠々マーケット(略称:スーマー)は、お客様がスーわくでシールを作り、そのシールをワイエスコーポレーションが代理販売をするシステムなので、それに賛同する人は皆無に近いということもわかっていました。
だから絶対スーマーの発表をする際は、結果としてスーマーが出来るという結果がないといけない。スタート時点で、スーマー成立の成功が絶対案件、なぜか?このおまけシールという市場に対して、今までシンオクで経験して、私は少人数で大きなムーブメントを起すのがこの市場のやり方ではないか、と感じているからです。
すら:少人数想定でもあのマージンは…他者を拒否ったうえで悪印象でしたよ。
せめて5:5なら数人はいたかもしれなく少人数が成り立ってたかも(苦言失礼orz)
その時の私は一気に話を受けたため、わくわく企画で14弾26枚作って、マーケットで100枚売るんだーでその時の金額の話も電卓でうちながら話していたのに、どれがどの数字だか混乱していました。
今考えればもちろんわかる、シール制作でメルファンさん(和尚のYS企画への取り分も含む)に支払う金額に印刷代がかかるのが出費。そこでわくわくマーケットで各100枚売れば…万円の収益になるので私の負債は…万円
でも、残りのシールがあるからそれを売ることで………というはなしだったのだ。
今まで私はシールを売って収益という概念があまりなく過去のわくわく企画も完全に購入代としてその後のことは全く考えもしなかった上の不理解だったw
そんな考えだったので14弾を作る費用も全額負債という計算でバックのことなど考えてなかったのだ。掛ける金額から考えてまったくのバカさ加減であるw。
まあ、自身の職業柄その時の見積もりの金額ぐらいの出費は毎年のようにあってお国などにもとられていたので完全に価値観がくるっていましたねw。(まあ、今もですがw)
和尚:そうですね、11月初旬ですね。パッとすらさんのことを思い出しました。
そしていきなり電話したんですよね。シンオクでは、毎回色紙プレゼントさせて頂くお客様で、飲み会でもあまり話す機会はなかったですし、1/23の飲み会でも、面を合わせて第14弾のことを話していませんでした。
でも確かあの時の飲み会で、もし第14弾が出来たら、どうする?制作費は、トリプルもやったりしたら、シンオクの何倍もかかるよ、と言ったら、向こうの席の方で、すらさんが「もし出来ることになったら私やります!」と言ったのをなぜか覚えていたんですよね。
それで、「じゃあ、出来ることになったらホント電話しますよ」と言ったのを覚えてました。
話がずれてきたので戻します。そんな損得な話とは別にすでにメルファンの方には働きかけが済んでいて、14弾のストーリーの制作はもう始めているとのことでした。
ストーリー、裏書ができないと表のシールの話をすることができないため、どんどん進めているということだった。
ここで1つお詫びしなければいけないです、私はガムラツイストラーメンばあは当時ジルコニアの出た7弾でやめており、むしろその後のMK2の方がメインに集めてました(TVを見ていたのが大きいです)。
つまり制作の話をいただいた時点でシールはほぼほぼ1枚目はそろっていたが、ストーリーに関してはまったくの素人、何も知らなかったのです。その私ができてくるストーリーをチェックする。できるわけもない!!
頭の中はどうしようという思いがいっぱいでした。そこで丸投げであるwわからないんだったらわかる人に見てもらえばいいと。
私の知るかぎりでもガムラ、ラーメンばあを大好きな方は多数思い浮かぶその中でも個人的に親しくしていて、すぐに話ができる人がいるーーーーと瞬間的に思い協力を仰ぐことが瞬間的に決まったw(注:過去メール読み返してみたら助力を求めたの決めたのは6日での電話だったらしい)。
しかもその人と直接会うイベントが19日にあったのも幸いでした。
和尚:このときの時の流れと言うか、もう考えながらお互い瞬間的にまずは動いてましたね。まさに感じて動くでしたね。
すら:2017年11月19日某イベント会場でその話をすることはばかられたので事前にメールをし和尚も同席のもといつものイベント打ち上げのみの際に話を詳しくすることになっていました。いつもかなり遅めの時間にいっていたのですがこの時はさすがにほぼ開始時間くらいに行っていました。
とは言っても会場内でそんな話をする感じもなくいつものようにいろんな方と雑談していました。和尚も来ると言っていましたがなかなか来ずどうしたかと思っていたらやってきたが気持ち暗い。ここも個人のことなので割愛しますがなんともご愁傷さまです、元気出してとだけ記載しておきます。
和尚:あ!この日ね、この日はね、簡単に言うと、家にスリが入ったんですね。これで2回目です(汗)。
すら:あ、言っちゃったw
結局、飲み会の席でも多くのことはかたらずでした。14段作る、協力してほしい、ガムラのストーリーに詳しい合計3方にも協力をお伝えしてくださいと。次回は12月2日に家で打ち合わせをするので集まってください(2日になったのは後日日程調整をして)。その前にストーリーができると思うので矛盾点がないかのチェックをお願いしますなど話し合った。
その場にいた複数が冷やかしに行きたーい、お酒いっぱいあるって聞いたし、飲みましょうwなどなって打ち合わせなのか飲み会なのかwなかなか混沌な状況になりました。
和尚:11月の時点では、メルファン桜井社長に相談はしてみたけれど、実はデザイナーの下條さん、版下の山下さん、そして桜井社長も、ガムラ、ラーメンばあのストーリーに関しては、全く忘れていたのが現状でした。
だが状況は一変し、当時ガムラツイスト、ラーメンばあの裏書の文書を作成していたのが、ストーリー担当のあじまさんで、あじまさんはもう引退しているが連絡が付くとのことで、あじまさんと11月二人で2回から3回ストーリーの打合せをしたのを覚えております。
すら:2017年11月21日和尚よりメール、シール印刷をしていただくサカエマークにガムラの当時の実シールを送るとの内容。
この時の構成はトリプルで2枚目が紫外線、3枚目が金、銀アルミでした。3枚目の素材も昔風にするのにどうするかをデンドロギガスで行った方法を例に説明してくれたメールでした。2枚目もどうやって紫外線シールにするかもわからない状況からだったのでサカエマークさんに調べてもらっているとのこと。裏台紙も同様にかなり近いものという条件の物を探してもらうことになりました。
すら:2017年11月22日和尚から14弾のストーリーができたということで、まず私のみにストーリーデーターが届きました。
どなたに見せるかは私の判断ということでしたので、19日に協力をお願いすることに決めていた。3人(この時はメアド知っている方がお一人だったのでその方)にメールでストーリーを送り残り2人の方にも転送をお願いしました。
この時にお願いしたのが以下の点でした。
①ストーリーの矛盾点の調査(いくらメルファンさんのストーリーをしていた方でもすべての内容を正確に覚えているはずもなく矛盾点が発生するであろうと思っていたので、ガムラ魂wのかなり高い方々を選んだのでチェック可能と判断)
②14弾のストーリーに矛盾しない範囲で各個人追加してほしい設定があったら12月2日までに(出ませんでした)
③シールの説明 現状の報告 シール構成、進んでいるシール台紙の件、ストーリー内容のチェックが終わったらシール裏文章の作成に入ってもらうこと。
26種のトリプルのボンボン絵以外の残り2枚は新規書下ろしで作成してもらうことなど
④オリジナル要素 せっかくの14弾なので既存絵をもとにしたものだけではもったいないとの思いがあったので面白い案があったらと依頼。(この時は結局、案は出ませんでした)
すら:2017年11月27日サカエマークから印刷代の見積もりが届きました(和尚の転送メール)
金、銀アルミ(制作依頼シール)が合計25枚無いと印刷単価が高くなるとのこと。
(思い返してみるとこの時はボンボン14段絵26種をすべて作るのではなくて重ねられるところは重ねる計画でした)。なので重ねていた部分で25枠なかったんだと思います。
すら:2017年11月30日上記情報なので和尚と電話で話したと思うのですが、その内容をサカエマークに伝え再見積もりが届く。
この時コレクターの方々は従来のガムラ、ラーメンばあは、11弾よりプリズムがないとの理由からアルミのみの構成で検討していたのですが、せっかくの最終弾プリズムがないというのは寂しい思いがずっと心をくすぶっていたのでプリズムに関しての見積もりがいくらになるかを聞いていたと思います。
和尚:そうだね、トリプルでしかも角プリズムもやるの?と思いましたよ、ちょっと待てよと。トリプルで角プリズムやるとしても、アンカットで10種で出来るけど単価は高くなるだろうし、最低15種はやらないといけないし、え~~と思いました。
でも、私もトリプルはシンオクで、紙×紙×紙しかやったことがなく、ホントはやりたい!という思いがありました。
すら:2017年12月1日 メルファン訪問 メルファンの社長さんとの顔合わせをしました。主だった今回の企画の話とかではなくシールを作る思いや決意を話したような気がします。
その後近くの行きつけらしい店で飲み会。社長、私、和尚のほかにものちにお二方こられて完全飲み会モードw 楽しく交流させていただきました。
和尚:そうだね、斉藤JUNさん、有田さんに電話してココで呑んでるから来て!とほぼほぼ強引でしたね。
すら:この飲み会で頭で想像していたとある企画を有田さんに相談したんですよね、有田さんが忙しい方なのでこの時の話は別の方になったのですが、有田さんには別企画を頼んでいます。2つの企画内容はガムラ関係です、内容はまだ秘密で(結構会った方には喋ってます)w
すら:2017年12月2日 我が家で第1回ガムラコレクター会談+冷やかし飲み会を行いました。
ストーリーに関する疑問点、矛盾を洗い出しながら、ボンボン記事の未シール化の場所の構成案を構築。もちろんあくまでコレクター案なので参考のたたき上げです、何も無い所から作れというよりこんな感じはどうですかという所からの改変、修正のたたき上げということです。最後の方はシールの素材とかを話していたかと思います。
この話し合いで最も大きな決定ができました、この時には長老は15代まですべて作ることになっていたと思います。ところが長細い長老のシールには長老3種(幼少、青年、長老時代)のほかに長老のマークと説明文章の2つが残っていました。そこが長老シールの最大の難所でした。
ダブル2枚に変更するか、マークなしにするか、いっそ長老はすべて13,14,15代と同様長いものにするかなど。そんな時に雑談みたいになってビックリマンの話になったんだと思います。怪奇ミロク・インカはどうかと、つまりトリプルシールの裏側にダブルシールを作るというアイデアでした。
和尚:この12/2、ちょっと第14弾の打合せ、望む前は、怖かったです(笑)11月にあじまさんとストーリーの話をまとめるのだけれども、創世山のいきさつやその後のストーリーや、やはりあじまさんでも思い出しながら、考えながら作っていたので、受け入れられるかな~と言うのが本音でした。
それにコレクターさんの方が詳しいので、コレまとまるのかな?と不安の方がより一層強くなった日でした。
この時に出たクワドシール、これはこの後12月までほんと頭がちぎれるぐらい考え込みました(笑)
さらに、確かトリプルで、金・銀・角プリズムもあるし、裏台紙の色もあるし、紫外線もあるし、詰めなければいけないことが多かったですね。ただ頭の中はクリアーで、ここまで進んでいるのだから、きっと12月中までには解決するはずだ、と言い聞かせてました。
理由は、やはりすらさん、そして周りに協力してくれるコレクターさんの行動が早かったからです。
個人的には天啓というアイデアだったと思います。そこから話は進みその時の話でシールのイメージは完全に決まりました。それからもストーリーに関してすごく細かいコレクター談議になりました。(完全に14弾だけじゃないガムラやマイナーやビックリマンただの雑談になってました)
そんな中かなりの時間も過ぎていたので帰らなくてはいけない方が1人1人と抜け、途中某御方を呼んでしまったりハプニングもありながら、終電で帰らなくてはいけなくなるまで楽しく過ごしました。
和尚:そうですね、某御方様が23:10分にいらっしゃいました。私は最終で23:25に電車に乗らないと間に合わないので、5分しか挨拶等出来なかったので大変申し訳ない感じでした。
すら:2017年12月4日 和尚よりメール、次回の打ち合わせは15日新宿西部コーヒー13:00主な趣旨はメルファンスタッフの当時ストーリー担当の方当時の絵師の方とコレクター私含めて4人の2日に話した内容と当時のスタッフとの意見交換を予定。
和尚:そうですね、12/2にコレクターさんとストーリーの意見交換をし、その話をあじまさんと12月の翌週打合せし、その間に下條さんには、長老初代から15代までのラフ依頼をしておりました。
すら:2017年12月5日:12/2日に話したシール絵の内容をエクセルにまとめた表と、その内容に元ずく見積もりが来ました。
見積もりの内容で変更できる箇所があったので返信、返答あり長老2枚目の紫外線は必要なしコストダウン。プリズムの単価が注文枚数でかなり下げられるのでその点を考慮。版下という概念を知らなかったのでこの時に質問し、回答により理解。
話が進んでいるのに最終的に受け取れるものが何をもらえるのかなど理解していなかったため確認。
この時点で私がもらえるというものの回答をいただく。(※実際のシールの他という意味です。内容に関しましてはここでは秘密とさせていただきます、まだ最終確定してないのもありますので)
この時に某ハンドスピナー付きシールの販売方法の不満のツイートが流れていたので、販売方法をどの様にした方がいいかを自分なりに想定しながら提案(現時点2018年1月24日でも漠然としていて進展なし)。
※現状はシンオクHPにある予定になっております。お金ためておいてくださいw
シンオクHPの一部を借りて、いきなり販売という告知の仕方でなく、メルファンさんが何かするぞ!!という情報を発表1週間前くらいに告知、発表日時も載せるとよい。
※この辺はかなりグダグダになってしまいました、しかも高額のためコレクターさんに早く伝えたいと思っていたので(購入の資金確保のため)大々的な発表とはいきませんでした。
(個人的には大発表して皆さんを驚かせたかったorz)
発表の際にすべてのシール公開でなく初回販売時のシールのみ公開(※この辺の発表の仕方はまだ7月26日時点決まって無いので小出しになるかもです。)、ただ全部で何種類でるのかを黒四角で表示しその販売予定表もすでに乗せる。もちろん各回の販売枚数、値段もすべてわかるようにし、購入者が予定予算を組みやすいよう対応する。
※もう発表済みです(全4回販売、各5種を1種セット(13500円)として2種セット同時販売、1度に10枚販売です(27000円)。全40種 全購入金額108000円、超高額ですがよろしくお願いします。)
※1回目の販売で14-1、14-2を販売、各個別購入可能(各13500円)、14-1,2の同時購入を想定(27000円)、今回の全シール14-1~8、までの一括購入(108000円)
ただし一括購入の方も2回目以降の時に発送します(大和神伝方式)
まだHPには記載してないようですが(7/26時点)、全40種購入者特典を用意してあります。高額購入をしてくれた方への私からの感謝の証で満足していただけるものにしています。買いそびれた方がいても補完しますのでご安心ください。
発表から販売までに制作秘話(今まさにこのテキストの内容をもとにする)を順次公開。
コレクターの矛盾点チェックもしてる、だがストーリーの中身に関しての介入はなし、提案はするがメルファンの意向で完全にストーリーを作る。
(ここの周知は徹底:※理由は14弾完結まででコレクターの意思が多数入るとストーリーがコレクター好みのものになり独自性が失われるのを避けるため。ただし参考程度の意見はスパイスになるためお伝えし取り入れるかはストーリー担当:あじま氏に決めてもらった。)、
シール自体のこだわり2枚目紫外線にしました。
紫外線の色や台紙の色(アルミ、プリズムでともになるべく本物に寄せる作業)、長老シールの作成のこだわりなど。出来たこと、出来なかったこと(裏台紙の色よせの限界、触った感じ)(これを書いている近々だが制作枚数によって金、銀アルミの枚数を調整しなくてはいけなかったので金でする予定を銀アルミにせざるをえなかったり)
シールを手にする際に制作過程を知ってもらうことでより入手時の実感を高めたい。
また、参加できなかったコレクターの方の不満などやわだかまりをなるべく説いておきたいずるい思考もある。特にストーリに関してはボンボン掲載資料と違う理由も説明する必要あり。
(※大まかな内容は変えてないですが矛盾点はあります、ボンボン記事は当時の概略をボンボンさんに伝えてボンボンさんで独自に作った記事とのことです)。などを提案(多少日付がたってその間の情報も混ざってますが)しました。
一番の趣旨として最初に社長にあった時に述べたが、この14弾はあくまでメルファンさん主体でメルファンさんの今出来うる最大の技術でもうこれ以上ないというもので作成後後悔や、やり残しを絶対しない今出来る完璧の物を作る。そのための出資はいくら掛っても出すこと。を伝えてます。
個人的にコレクターに対して最高と言ってもらえるものを作る。上記の内容で最善を尽くした際、不平不満が出てもだったらお前が作れと言い返せるくらい完璧にしたい思いがありそれは出来上がるまで変わらないと思う。
(※そこでわくわく企画!!納得いかないそこのあなた!!作ってしまいましょうw(作ったら欲しいw)14弾書いてるから今の下条さんヤバイ、わくわくの数人のラフ見せてもらいましたが(見た方すみませんorz)どれも出来がすごいものでした。ストーリーも私ならこういう最後にしたなーとかの同人誌とか同人小説とかを見たいかなー。)
流石に知り合いにぼこぼこに言われたら泣くけどねw。
偉そうに大口をたたきまくっていますが、そのくらい真剣に考え取り組むため、自分を奮い立たせるための決意でもありますので、誹謗中傷はしないでくださいね。
(書いてるうちに熱くなり過ぎたクールダウン、クールダウン)
和尚:あ!たぶんやっかみとか入るよ(笑)。これだけのものを作っているからね~~。
どっかのタイミングで下條さんと話したのですが、めちゃくちゃすごい、かっこいい感じで出来上がっているので、これはおそらく、今後やっかみかなんか言われるんじゃないか~ってお互い話してました。もちろん、スーわくのお客様にも公平に力を注いで描いているんだけどね。
すら:知り合いから5chで先日twitterにのせた名刺画像について言われてると聞き見ましたが、まあ内容に関しては割愛しますがきっと今後もっとすごい反応が来るんだろうなーって思いました。
(ちなみに名刺シールはコンセプトとしてすらがガムラ世界を回るというもので1枚プリズムの3種類、ガムラワールド編、ラーメンばあ編、スタジオメルファン編の3枚になってまして、メルファン編をお見せしました、今回の14弾のシールを見て気絶しましたという感じです。まあ、いきなり最後だけ見せられても???となってもしょうがないですねw。14弾の布石告知にしたつもりだったんです、なんかすごいの来るぞって。まあ伝わりませんよねw)
すら:2017年12月6日 和尚よりシール絵内容のエクセルデータにメルファンさん意向を反映したデータが送られてきました。
5日来たものに赤字で修正が入っていたもの。
修正と共に3枚新規シールを作成したいとの提案が記載されていたので了承。
この時点で26枚+長老3種+2日に話した希望追加シール3枚+上記メルファンさん希望で35枚作製決定。
2日に出た打ち合わせの時の質問にも返答あり。
2017年12月11日サカエマークから長老15種(4層シール)の見積もりが来る。それと共に和尚から印刷代変更や追加シールによる金額変更があったので新たな見積もりが届く。
4層シールの苦悩、2日以降たぶん電話で4層シールのことを電話で話していたかと思います(メールより)その際に4層は無理そうだというものでした。シール印刷は1mmが最大らしく、トリプルでさえ若干それを上回っていてやっているとのことでした。
天啓と思っていたシールなのでその電話でどうにかできないかと 色々小細工するようなことを話したと思います。そんな小細工は素人発想を無理やりサカエマークさんに押し付けてみたところ、やっぱり駄目だったようです。
でも、さすが和尚!伊達に何回もシールを作ってない。画期的な発想(本人曰く)で4層を実現させました。以下和尚のメールそのままw
「オフセットにばかり気を取られてました。オフセットは機械に通すという形です。つまり紙にインクを通すやり方。逆に、1層をシルク印刷(ここはシールに塗るという行為なので)にすれば可能です。」
「なので裏台紙に貼る透明シールは、黒のシルク印刷でいきます。(シルクは1色が限界、2色は無理とのこと、さらに裏面であれば大丈夫」
とのこと、理論上。
ぶっちゃけ、印刷素人の私は内容の話わかるのですが、何でできるようになったかはわかってませんw(※ちょっとだけ勉強して少しだけ理解した気になれました。)
ともあれ、和尚の発想で4層シール(以下:クワドラブルシール(通称クワドシール))を実現することができました。
すら:2017年12月14日:15日に合う予定のガムラコレクターさんと別件で一緒に行動。連絡に手間がかかりご迷惑をかけていたので、あまり新しいものにとっつきにくくめんどくさがりの私がその時の勢いでラインに登録以降コレクターのやり取りはラインに移行しました。
すら:2017年12月15日:和尚、メルファンストーリ、作画の方と私とガムラ大好きコレクターさん3人の7人で新宿で初の共同打ち合わせ。主な話はストーリー主体だったのでコレクターの話が濃い!!
内容もどんどんアイデアが出てきて、修正点というかまた1からやり直しなんじゃないのってくらいいろんなことが飛び交いました。もちろん14弾だけじゃなくガムラ、ラーメンばあ全体に話は及び。
話はあっちに飛びこっちに飛び、これ覚えていられるのかなーと心配になるくらいw
さすが私の知る中でトップクラスのガムラ知識人たちでした。その後和尚とコレクター人で2時間ほど飲み会兼雑談
和尚:この日のことはしっかりと覚えてます。12/15金曜日、みなさんと会議室での打合せが13:00~。でもいきなり打合せをする前に、下準備として実は11:00~から、和尚、下條さん、あじまさんと3人で口裏合わせをしておりました(笑)
例えば、このストーリーはまだマル秘でいこうとか、抗争終結後のエピソードで、下條さん、あじまさんがコレは作りたいというシールもあったりしたので、その発表というか意見もちょっと聞いてみようとかしてました。
実際、コレクターさんは、当時のガムラ、ラーメンばあのシールファイル(マスター品)を持ってきていただき、またかなりレアものの資料なども持ってきていただき、本当に助かりました。
何より、作り手のメルファンと、コレクターとが、一つの商品を作り上げていくその交流は、かなり濃いものでした。こっから第14弾のストーリーが加速していったんです!!!
ここでもいろんな話が出て、某自作製作者さんなども合流しシール台紙や絵そのものの話など違う視点での話も、大変役に立たせていただきました。
すら:2017年12月20日サカエマークさんに連絡したとのメール、その前に裏台紙の実際のシールのサンプルをお願いしていたことですがこの時はまだ届いて無く年明けとのこと。
すら:2017年12月26日メルファンストーリーの方からシール裏台紙文面が今週中に上がってくるかもとの連絡、出来次第コレクターでチェックしてくださいとのこと。
※ここまでが2017年に会った内容です。まあ最初なので内容が濃く、やってることが多いので自分でもよくこなせたなーと思います。年が明けても初めはかなりいろいろあって5月くらいに落ち着いてからは気が抜けたぐらいペースダウンしてしまいますw
でも、7月26日現在かなり最終段階に入っているのであと1小山超えればあとは印刷のみ。出来上がってくるのが楽しみです。
和尚:そうですね、やっぱり商品力が半端ない(笑)、スーわく商品の描く他のお客様のキャラクターもやばいです。丁度、3月から6月は、下條さんの腕というか、作画力がさらにも増していたのを身近に感じておりました。
まずは、10月28日受注スタートに向けて、確実にスタートできるよう、そしてコレを見ているお客様に、こっから更にたたみかけてPRしていければ、と思います。
以上。次回は8月25日(土)を予定